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2017-08

北へ行くのね_ 南北八ケ岳縦走_一泊二日_Day1 - 2014.08.09 Sat

八ケ岳は、登山の学校と言われます。ぼくにとっては、もっと身近に、”じもと”と呼びたい山です。何度も登って来ましたが、南の端から北の端まで、一気通貫で歩いたことは、僕自身、ありませんでした。

台風12号が九州に近づき、天気が不安定な2014年8月2-3日、八ヶ岳連峰の南の端、編笠山から、北の端、蓼科山まで、テントを担ぎ、一泊二日で歩き通してみました。岩稜の峰々が連なる南八ケ岳から、夏沢峠を越えて北八ケ岳に入ると変化する植生、そして高山の天候の変化を記録しておきます。

途中、キレットでは、バケツをひっくり返した大雨、赤岳山頂では、雷雨となり、なかなか大変な場面もあった山旅でしたが、八ケ岳の峰々と自然を、改めて、おもいっきり感じることが出来ました。
今後、何回かに分けたセクション・ハイキングツアーとして、また4泊5日くらいで歩き通すスルー・ハイクツアーとして、八ケ岳好きの方と、この峰々を一緒に歩きたいと思っています。

2014年8月2日(DAY1)

富士見登山口から編笠山を目指します。樹林帯を抜けて、富士山・南アルプスにご挨拶。
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編笠山山頂。ここから縦走がスタートです。
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旭岳より、おなじみの最高の図柄。向こうに、いやな感じの雲の塊が見えます。目前のツルネを下り、キレットから赤岳に取り付いたところで、バケツをひっくり返したような大雨となりました。
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権現岳を越えてツルネ付近。コマクサの群生がありました。
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大雨のキレット越は、防水じゃないカメラも壊れそうだし、結構、真剣だったので写真なし。天狗尾根との出合付近で雨が止む。権現岳方面を振り返る。あー、あっちも雨が降ったな。キレット小屋に居た方達は、どうしただろう。
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赤岳が目の前なんですが、また、いやな感じのガス。
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あっという間にガスが広がり、雷鳴が響き出しました。雷は嫌です。この上には鎖や金梯子もあるので、集中しスピーディに登りました。
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赤岳南峰。雨が振り出し、雷が本格化。向こうの北峰に霞む赤岳頂上山荘に逃げ込み、しばし停滞。瞬く間に、何も見えないほどのガスと雨と、激しい雷になりました。間一髪。小屋の有り難さを感じました。
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赤岳頂上山荘で、小一時間停滞。ガスが取れて来ました。再出発。停滞した分、この時点では、オーレン小屋でテントか、根石山荘の宿泊になるかな、と思っていました。
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雨は止みましたが、赤岳や阿弥陀岳には、ガスがかかったり取れたり。いつ、また雨が降り出すか分からない雰囲気。先を急ぎます。
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横岳には、硫黄方面から来た沢山の登山者がいました。彼らは、濡れてない。赤岳の向こうに権現岳。そのまた向こうの丸い頭は、出発点の編笠山。あの辺りから歩いて来ました。
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硫黄岳。意外とペースが上がっているので、黒百合ヒュッテ泊が見えて来ました。双耳峰の天狗岳は、ガスがかかっています。これから天気は、どう動くか。昨日、山麓は、夕方、すごい雷雨になりました。
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ガスが取れて、天気は回復方向と見ました。ラッキー。こうなると、ペースも上がります。
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Day1最後のピーク、東天狗岳へ。ペースは保てていますが、実際には、疲れて来てるので、気を緩めないように。
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東天狗岳到着。一日を通した歩いて来た南八ケ岳の山々。左から硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳。権現岳、編笠山はガスの中です。気を緩めず、岩場を黒百合ヒュッテまで下りました。
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到着。当初の予定通り。テントを張って、アルコールストーブで湯を湧かし、アルファ米のご飯。軽量主義ですから。夜、テントから顔を出すと星が見えました。明日は、いい朝になりそうだ。
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マニア向けですが、軽量ツールのお話。すでに軽量シェルター、Big Agnes Ultra Creekは、手放せません。ペラペラでちゃっちい感じがしますが、大雨の北鎌のコルでも一晩耐えた実績あり。見かけによらず、一踏ん張りがあります(長期間の稜線張りっぱなしは無理と思う)。

信越トレイルで強風の夜、使いものにならなかったアルコールストーブ。今回は、軽量な風防と専用のアルコールストーブのセット。そこに、EVERNEWの500mlのチタンコッフェルを差し込みます。鉄仮面みたいですが、こいつは、使えます。となりでJet Boilを使っていた人が興味深そうに見てましたが、500mlの湯は、すぐに沸くので驚いてました。軽量にこだわり、アルコールストーブの不便さを甘受する方には、おすすめです。
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DAY2はこちら

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「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
経営学修士 (MBA)

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