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初夏の山、大月あたり_扇山・権現山 - 2014.06.02 Mon

暑い週末になりました。体が暑さになれず、疲れがでませんように。
八ケ岳山麓は、暑いながらも風が爽やかで、洗濯ものがあっという間に乾きました。
同時に、緑の生命力が解き放たれたようで、少し目を離すと、庭が緑のジャングルのようになってしまいます。

さて、また更新が遅れ、一週間前の話で恐縮です。東京で午後に所用があったので、その前に、早朝から東京近郊の山をファスト・ハイキングしてみました。ファスト・ハイキングとは、ちょっと早いペースのハイキング、と言ったところでしょうか。トレイルランニングのように体に負荷をかけず、ハイキングよりは早足、休憩を短めにペースをあげて行動範囲を広げます。木立が心地よくて、平坦なトレイルがあれば、ちょっと駆け足してみると、頬を風が流れて行くのが分かります。ぼくは、今、気持ちよい!が合い言葉のファスト・ハイキングを、実戦しています。怪我に注意し、勢い余って草花を踏んだりしないように気をつけながら。山里の歴史が書かれた看板は、必見ですね。

この日、そんなファスト・ハイキングのコースに選んだのは、JR中央線鳥沢駅下車、扇山から権現山に向かい、用竹に降りたのち、JR上野原まで県道を歩いたり、走ったりして到着するルートです。

この日も天気がよくて、ファミリーやお友達連れのハイカーが扇山を目指していました。
頂上からの、この富士山の眺めが魅力ですね。

R0017325.jpg

ここから権現山に向かう道は、めっきり人影が減って、静かで好ましい山道です。
尾根沿いをゆくのですが、踏み跡が薄い場所があり、これから草が生い茂ると、ルートが判りにくい場所も出て来そうです。近郊の中高年登山サークルでしょうか、男性の方が、このあたりは霧がでて視界が悪くなりそうな時には、来ちゃだめだよ、と解説されていました。権現山までに出会ったのは、このパーティだけでした。

R0017329.jpg
(権現山までの好ましい山道)

さて、当初計画は、用竹バス停まで降りたら県道を上がり、生藤山から陣馬山に続く尾根に乗り換えるつもりでしたが、実は3時間寝坊しまして大失敗。所用に間に合うように、JR上野原駅に向かうことに。

バスが2時間以上ないので、駅まで広い県道を一人歩いていたら、地元ナンバーの軽自動車が止まって窓があき、突然、60歳くらいの男性が顔をだし、大声で「登山者か、ランナーか?」と聞かれました。
足元は、捻挫の怪我を保護するためにミドルカットのハイキングシューズながら、暑さ対策の格好がトレランだったからかもしれません。質問の意図を計り兼ねて、「両方ですが?」と答えると、6月に開催されるトレランレースのコースを走りに来たのか?という趣旨のことを、不機嫌そうに窓越しに言ってます。「違います」と答えたら、「なんだ、そうか」と言って、黙って車で立ち去っていきました。
なんだったのでしょうか。そういえば、用竹付近に、トレランレースのコース指標やテープが沢山貼ってありました。もしかすると、地元の方の中には、トレランレースの開催、または試走にくる人のマナーを快く思っていない方達がおられるのかもしれません。ぼくは、とばっちりです・・・。

最近、トレイルランニング・レースが、ブームのように増えていますし、これまでマラソンなどを楽しんでいたランナーが、フィールドを変えようと大勢参加されています。
現地には、子供やファミリーを含む登山客やハイカーが居ますし、貴重な自然環境もあることから、ランナーとの摩擦が増えているようで、新聞記事になる等、問題提起されはじめました。

山道を走ってみること自体、気持ちよいのは事実ですが、登山客よりも動きが速く、また日頃から速く移動する訓練をしているランナーの方が、登山客に与える圧迫感は、かなりのものです。ましてや集団となれば、それは相当のもの。登山道もランナーの行列にはばまれ、なかなか進めなかったり、ハイカー・ランナーともに人気が高いエリアでは、接触事故の危険が取り上げられています。また、一時に数百人が走ることで、個人やグループのハイキングよりはるかに、自然の道にインパクトを与えることもあるでしょう。

登山とトレイルランニングの新しいルール作りが必要な時期かもしれません。ランナーの方には、山道は、通りがかりの街の道路、競技トラックとは異なり、多くの動植物が生き、人と自然の長い共存の歴史の中で成り立って来たものであること、山には、古くからの地権や公的な義務等が様々あることも、胸に留めて頂けるとありがたいと思います

最後に、本論の扇山・権現山ルートの情報です。扇山山頂から権現山に向かう登山道脇の木で、オオスズメバチが活動していました。薮も出そうですし、ぼくが今度、この素敵な山道を歩くのは、晩秋の良く晴れた日かな、と思っています。

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「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
経営学修士 (MBA)

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