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2017-08

雪を歩く楽しみ - その3 スノーシューの外観 - 2009.11.25 Wed

前回は、スノーシューで雪を歩く楽しみについて紹介しました。
(雪を歩く楽しみ - その2 リズム はこちら )
すごく綺麗な雪景色ですね~、とコメントやメールを頂きました。ありがとうございます。

ぼくのブログに遊びに来てくれる方には、スキーは得意だけれど、スノーシューは未経験の方もおられるかと思います。今日は スノーシューが どんなツールなのかについて 少し紹介します。

スノーシューとは、足にはめる板のようなものだと思います。
早い話、でっかいゾウリです。
このゾウリの大きさが浮力となって、足が雪の中に ズボッと潜りません。

板の上面には、スノーブーツや登山靴を 締めて固定するベルト(ビンディング)、板の裏には 雪にくいつく歯(クランポンと呼びます)がついています。

タブス タブス裏

この写真は、現代の典型的なスノーシューの形だと思いますが、かつては ラクロスのラケットのような形に木を編んで作った巨大なものだったようです。

以前 カナダ人と雪の話をする機会がありました。
よっぽど雪遊びが好きだろうと思って、スノーシューの話をしたら、「男なら、つぼ足(靴を履いただけの足)で、胸まで埋まりながらラッセルすべし」と言われました (笑)。
彼がカナダに住んでいた時は、巨大な木製のスノーシューしかなかったようで、あまり印象が良くないようでした(笑)。

スノーシューが雪原で自由に歩けるポイントは、板型の形からくる浮力と もう一つ、靴の可動があります。下の写真を見てください。まるで、靴に板がぶらさがっているようです。

傾き

この状態を別の角度で見てみます。
クランポン  クランポン_傾
(静止した状態)         (歩く時 つま先で地面を捉えた状態)

歩く時、つま先で地面を捕まえると かかとが浮きますね。
その時、つま先の下についたクランポンが雪面を グッとつかむわけです。
(写真のスノーシューは、雪山向けのもので、斜度のきつい登り坂を想定して、クランポンの可動域が大きくなっています)

こんな構造を持つスノーシューですから、ゾウリをズルズルと引きずりながら歩く感じになります。
(下の写真の足元をご覧ください)

麦草2
几帳面に足を上げると疲れるので、気がねなくズルズルしましょう (笑)。

では、浮力を得るために大きいスノーシューが良いかというと、足元の取り回しもありますから 一概に大きければ良いとも言えません。以下の写真は、我が家にあるスノーシューです。

一番大きいのは パパ用(25インチ)、真中はママ用(22インチ)、一番小さいのは 子供用です。体重に応じて大きさを選び、用途に応じて、クランポンの歯の形を選ぶと良いと思います。
サイズ

スノーシューとは こんなシンプルな構造です。
かーんたん。履いたその時から、雪原で自由になれますよ。

この冬 「山のたまてばこ」では、スノーシューを使ったプログラムを楽しみたいと思います。
ただ 積雪量によりますが、参加頂く皆さんのスノーシュー準備は 必須ではありません。

スノーシューを履かない我が足(つぼ足)で、ズボズボと足跡をつけて 歩くのも楽しいもの。つぼ足でも 安全に楽しめる場所がいいですね。

ネイチャーゲームをやりながら 雪の野原の光や音、冬の木々の様子を ゆっくりと感じてみましょう。雪の上で 思いがけない発見もできるかも。 お楽しみに!

もちろん、スノーシューで 雪原散歩をしたいご家族がいらっしゃれば 子供たちにも安心の散歩ルートを 一緒に歩きましょうね。
朝
(光と影のコントラストが楽しめる 静かな朝早くが お勧めです!)

何より 家族みんなで 「雪のお散歩たのしいね~」と思ってもらえれば、一味違う雪の楽しみの始まりです!
活動時間や移動距離にも配慮して 女の子にも 安心して楽しんでほしいなぁ と思っています。

幼稚園年長さんから小学校低学年を中心に 「山のたまてばこ-冬」のプログラムは、12月上旬頃、このブログでお知らせします! 
プログラムへのご希望などがありましたら、左カラムにあるメールフォームからどうぞ。 お待ちしてます!

(この冬 「山たま」参加者専用のレンタル・スノーシューも、子供用・保護者用、それぞれ数台づつご用意する予定です。)

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「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
経営学修士 (MBA)

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