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2017-08

南八ツ縦走 _ 八ヶ岳開山祭 - 2012.06.03 Sun

2012年6月2~3日、梅雨入りの声が聞こえる頃、南八ヶ岳を縦走してきました。

2012年6月2日、午前6時、富士見口から編笠山に取り付きました。
今日は、権現岳で縦走路に合流し、キレットを越えて赤岳まで。

権現岳までは多くの方が歩いておられましたが、源治梯子を越えたのは、ぼくともうお一人のみ。
その方も、ツルネで引き返して行かれました。
そこから先、キレットを越え赤岳に向かうルンゼには、ぼく一人となりました。

南からキレットを越えるこのルートは、目の前の赤岳・阿弥陀岳が、どんどん大きなり迫力を増してゆくお気に入りのルートです。
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(目の前の赤岳、デカイです。天気が崩れる前に・・と、山頂まで急ぎます)

振り返ると今日歩いてきた権現岳(2715M)からキレット(2440M)に下り、そして今、赤岳(2899M)に登り返すルンゼを見通せます。かなりの標高差ですが、これこそ、このルートの醍醐味でもあります。
赤岳までは、天狗尾根の頭を過ぎて、まだまだ鎖や梯子が続きます。
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赤岳山頂には、午後2時に到着。ただ、グループ客で混雑。早々に今日の宿、赤岳頂上山荘に向かいました。

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これです!開山祭の前夜祭を体験したくて、頂上山荘に泊まることにしたんです。

先々週、ツアーでお世話になった本沢温泉系列の山荘。
常連さんとも楽しい時間を過ごすことが出来ました。
とてもアットホームな山小屋です。
消灯前に、宿泊客の皆さんと「雪山讃歌」を合唱。
こんな大勢で歌ったのは初めてで、素直に感動しました。
ぜひ、また寄りたいと思います。

6月3日、雨の予報でしたが、青空が見えています。
早々に下山の予定を変更、赤岳から横岳-硫黄岳と縦走することにしました。
晴れ間が見えているうちにと、朝食を終えて、すぐに旅立ちました。
朝6時15分、昨夜からご一緒した頂上山荘常連の皆さんが、見送って下さいました。
ぜひ、また会いましょう!
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今年は残雪が多いです。
昨日も青年小屋から権現岳に向かう樹林帯に残雪がありましたが、今日は、日ノ岳基部に雪が残っていました。
トレースに足型が付いてるので階段のようになっていますが、日が高くなり、雪がゆるむと嫌らしいと思います。
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ここを過ぎれば、朝日を受けて快適な稜線歩きです。ほんとに気持ちがいい!
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(午前7時30分、横岳奥の院2829Mより。今日歩いてきた赤岳からの縦走路を見渡す。赤岳の向こう、雲の中に権現岳。)

硫黄岳山荘を目前にした頃、急速にガスに囲まれました。
硫黄岳に向けて、ケルンが目印になります。
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午前8時30分、硫黄岳山頂(2760M)に到着。赤岳頂上山荘を出発してから、2時間15分。
まだ朝早い時間ですし、予定では、ここから夏沢峠を越えて、天狗岳-黒百合平-渋の湯と繋いでゆきたいところ。
しかし夏沢峠方面は、ガスで全く視界がなくスピードが上がらないでしょう。今回の縦走は、ここまでとします。

昨日の行動時間8時間と合わせて、富士見口-編笠-権現-キレット-赤岳-横岳-硫黄岳を約10時間半の行動で縦走しました。なんとか雨にも降られず、八ヶ岳の峰々を見渡しながら、気持ち良い縦走でした。
ここから北八ツへの縦走は、また次回。

硫黄岳から赤岳鉱泉におりたのですが、この道は残雪がたっぷり。
赤岳鉱泉から美濃戸を過ぎ、林道を美濃戸口まで歩いてフィニッシュ。
美濃戸口についた頃、雨がパラパラと降り始めました。

富士見町に帰り、田んぼごしに八ヶ岳を見上げました。
あの山々を、右から左へとよく歩きました。
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そういえば、硫黄岳についた時、「開山祭を待つ皆さんは、どうしているかな?」と、ガスに囲まれた赤岳を振り返りました。
別れた人達を思って山を振り返ったのは、初めてかもしれません。
大好きな八ヶ岳で、楽しい山の仲間達に出会えたことを嬉しく思います。

美濃戸口が近づいた頃、昨夜歌った”雪山讃歌”が、思わずこぼれました。

”山よ、ありがとう、ごきげんよろしゅう。また来る時にも笑っておくれ。”

9_R0013643.jpg
(赤岳頂上山荘で頂いた八ヶ岳開山祭記念の手ぬぐいです)

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自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
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