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2017-08

地震被災地にて - 2011.05.05 Thu

2011年5月2日。
東北地方太平洋沖地震の被災地のひとつである いわき市にボランティアとして、行ってきました。
ぼくが行ったのは、いわき市の中でも、比較的被害の規模が小さく、復旧も組織的に進められている地域でした。

GWということもあり、多くのボランティアが現地入りして、幾つものチームに分かれて作業をしていました。
ぼくは、茨木から来た方と東京の大学二年生とご一緒になり、津波に襲われた海岸近くの田畑の片づけチームとなりました。

これから作付けを行う農家の方にとっては、潮と漂流物などに覆われた田畑では、トラクターでも耕しようがないようでした。
夕方、かなり広い敷地の田畑を覆っていた漂流物は、多くの人達の手によって山のように積み上げられ、元の田畑の面影を見てとれるほどになりました。
田んぼの泥と海辺の潮の匂いの中、中腰での作業は、山登りとは、また違う筋肉を使うようです。翌日は、思わぬところが筋肉痛になりました。

さて、こんなことを言うと、お叱りを受けるかもしれませんが、被災された方々の反応にも、色々あるんだな、と思いました。
広い田畑は、何人かの地主さんの所有エリアに分かれているようなのです。
多くのボランティアを前に、土地の片隅で腕を組んで、あそこに漂流物を置け、こっちには置くなと、人づてに、あれこれ指示をする地主さん。どうやら、自分の所有領域をどうしようかと思惑がありそうな感じ。
一方で、「そんなにされなくても・・・」と思うほど、感謝の気持ちをかけて下さる地主さん。
それぞれの被災者としての立場があるのでしょう。

一方で、津波で崩壊した家々の地区はアスベストが危険で、一般のボランティアは、立ち入らせないそうです。
そんな中、誰に感謝の言葉をもらうでもなく、誰の利権に関わるものでもなく、もくもくと海岸に流れ着いた岩や漂流物を除去するボランティア・チームやサーファー達。
自然を大切に想うぼくは、純粋に、この東北の自然を蘇らせる活動にも加わって見たいと思いました。
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「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

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も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
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