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郷里 広島の山に登る _ 厳島 弥山 - 2010.11.22 Mon

郷里の広島に、父の命日に合わせて帰郷しています。

11月21日午後、駅ビルから広島お好み焼きのこおばしい香りのする新幹線ホームに降り立った足で、そのまま厳島に向かいました。

厳島(いつくしま)は、世界遺産にも登録された海に浮かぶ厳島神社のある島で、地元では宮島と呼ばれます。
我が家では、お正月はもちろん、受験など神頼みごとがある度に訪れていた場所です。厳島に渡るのは、もう何年ぶりでしょうか。今回は、初めてその山に登ってみることにしました。

厳島の山は、大きく分けて、弥山 (529.8M)、駒ケ林 (509M)、岩船岳 (467M)の3つにわかれ、いくつもの登山ルールがあるようです。今回は、日没まであまり時間が無いので、大元谷コースを上がり、駒ケ林と弥山の頂上を経て、大聖院コースを下る一般ルートとしました。

再来年のNHK大河ドラマは、平清盛を取り上げるそうです。厳島は、その舞台となるでしょう。
今回、はじめて登山の視点で厳島を見て、沢山の発見がありました。写真たっぷりでご紹介します。

厳島には、JR宮島口で乗り換えてフェリーで渡ります。
IMGP0741.jpg

海に浮かぶ厳島神社の鳥居が大きく見えて来ました。
その後ろのスカイラインが、今日歩く山です。
IMGP0752.jpg

厳島の岸壁に着いたのが、PM2時。さっそく神の使いと言われる鹿のお出迎えです。
IMGP0754.jpg

登山口まで急ぎたいのですが、紅葉で有名な厳島は大勢の人で賑わっていて、なかなか前に進めません。
大元谷の登山道についた時には、PM2時半を回っていました。ここは戦国時代に、毛利元就の合戦の場となりました。
IMGP0770.jpg

西日本は、日の入りまで多少時間がありますが、それでも、行動時間は最大で2時間半。午後5時には麓に降りていると予定して、行動を始めました。
厳島と言えば、厳島神社、そしてこの紅葉が有名です。もみじ饅頭というお菓子にも型どられています。
もう傾きかけた日に照らされて、赤々と紅葉が燃えていました。
IMGP0781.jpg

さて弥山には、ずいぶん昔に2度ほどロープウェーで上がったことはありますが、自分の足で登るのは、もちろん初めてです。というか、広島に住んでいた頃は、自分で歩いて登ることなど、考えたこともありませんでした。

標高は低くとも、海からそのまま突き上げる山ですから、なかなか斜度のある勾配が続きます。
登り始めて気づいたのは、厳島が、花崗岩でできた岩の山ということです。
おっ、この岩、登ってみたいね。
IMGP0789.jpg

そういう岩は、そこかしこにあるのですが、そういう岩の下には、必ず祠が祭られていますので、バチあたりな感じがして足をかけられません。
この厳島が、神の山として昔から修行の山だったことを思います。
IMGP0786.jpg

高台から見回すと、決して標高は高くないですが、厳島に限らず、対岸本州側の山々も、花崗岩が露出した険しい形をしています。
実は、この記事を書いている今日(11月22日)、目にとまった山々に登ってみようと思っていましたが、あいにくの雨。次回の楽しみに、とっておきます!

途中、なかなか豪快な一枚岩がありました。
この上が、駒ケ林の山頂でしょうか。
IMGP0797.jpg
後で知ったのですが、厳島でもクライミングの練習が行われるゲレンデがあるそうです。
そうでしょうね。花崗岩は、なかなか気持ちよさそうです。初めて気づいた郷里の山の一面です。

樹林帯を抜けると、駒ケ林山頂への分岐があり、登ってみました。
山頂は、花崗岩の絨毯が広げられた眺めの良い場所でした。
どうです!この眺望!青い空と青い瀬戸内の海です!
IMGP0804.jpg
(カメラを構えている影は、わたしです)

一旦、コルに下って、向かいにの弥山に登ります。
IMGP0803.jpg

大元谷登山口から、駒ケ林山頂を経由して約一時間。弥山の頂上には、大きな岩がゴロゴロしていました。
何人かの観光客が登っていましたので、ここは登ってもいいのかな。
ぼくも、一番海が良く見えそうな岩に登ってみました。
IMGP0814.jpg

ドーンと、対岸の広島市を臨みます。
先週は、季節外れの黄砂で視界が悪かったそうで、とてもラッキーです。
岩の上で、この眺望を一人占めしながら、アンパンで腹ごしらえしたら下山をはじめます。
IMGP0813.jpg

秋の日は短いです。
IMGP0827.jpg

予定通り、午後5時までには降りてきたので、途中、紅葉が綺麗な宮島大聖院というお寺に立ち寄ってみました。
IMGP0831.jpg

参道の手すりには、くるくると回る丸い筒がついています。
チベットで、一回まわすとお経を一回読んだのと同じと言われる筒がありますが、それと同じでしょうか。
ありがたく、回しながら、階段を登らせて頂きました。
IMGP0836.jpg

厳島神社の前を通りがかると、夕闇に浮かぶ神社が荘厳な雰囲気です。
今回は実家で家族が待っているので、頭を下げて、お参りはしないで帰ります。
miko.jpg
(厳島神社、巫女さんと鳥居を見る)

鳥居の前に通りかかると、ちょうど潮が満ちてくるところでした。
ヒタヒタと音と波を立てながら、鳥居が海に浮かんでゆきます。
IMGP0861.jpg

フェリー乗り場で、振り返ると、厳島の山々のスカイラインが綺麗です。
名称未設定 2

今回は、たくさんのハイカーをみかけました。ファミリー、カップル。いいですね、皆さん、気持ちよさそうでした!
ぼくもまた、歴史を辿りながら、いろんなルートをたどり、また島の奥の方まで歩いてみたいところです。
岩登りの練習をされている地元のクライマーにも、お話を聞いてみたいところです。
帰郷の折には、ぜひ、また来ます。
IMGP0874.jpg

正直、これまで郷里を「山」という視点で見たことがありませんでした。
この日、初めて郷里の山を歩いてみて、厳島はもちろん、その対岸の山にも、辿ってみたいスカイラインが見つかりました。
海と山の故郷を持ったことを嬉しく思います。

広島は平和都市として沢山の外国人が訪れます。この日も、弥山を歩く色んな国籍の外国人を何人も見かけました。
原爆投下に見舞われた広島が、復活できたのは、山と川と海による浄化が進んだことが大きな原因だと言われています。
厳島の山にロープウェイが通じているのですが、できるなら、広島近隣の山々から、厳島を含む箱庭のような自然を一望できる山歩きツアーを企画してみたいです。
そして、より多くの方に広島の魅力を知って頂きたいなぁ、と思うところです。

父の命日にちなみ、故郷の良さを思った最高の山歩きの日に感謝します!
torii.jpg 

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「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
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