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2017-08

冬のはじまり!北八ツ彷徨 with ひといき荘 _ 本沢温泉あたり - 2010.11.17 Wed

「秋になると、まいとし北八ツに行く。はげしい夏の山が終わって、のんびりした山歩きがやってみたくなるためなのか、それとも秋という季節の肌ざわりがこの山域のさまよいに、ふさわしいせいなのか、とにかく、まいとし秋がやってくるたびに北八ツの旅が恋しくなる。(中略)
広義の八ヶ岳を南北二つに分けてその性格を比べた場合、一方をどういう形容を試みても、反対のそれが他方になりたつだろう。(中略)
乾いた岩稜の山と、湖の多い森と山の対比。(中略)切り立った線はそのてっぺんに登ってやろうという人間の本能を挑発するが、なだらかな面はそういう情熱を刺激しない。だから北八ツの山歩きには、かならずしも頂上を必要としないのである。」 ”北八ツ彷徨 山口耀久 (平凡社)”

秋というには、雪の便りが聞こえてきた11月の半ば。
八ヶ岳南麓、大泉に住む友人と、北八ツを歩くことにしました。

子供向けの自然体験プログラム”山のたまてばこ”の良きアドバイザーでもあり、新しく立ち上げた”サミット・コンサルティング”でもパートナーシップをお願いする打合せも兼ねて。

サミット・コンサルティングのご案内は、こちら

バリエーションルートの登攀や、一人の時はその体慣らしを兼ねて、急ぎ足の山行が多いぼくにとって、友人とのんびり山歩きを楽しむのは久しぶり。最高の天気に恵まれた一日になりました。
今日は、うっすらと雪化粧をした北八ツの森の様子をお届けします。

11月16日早朝。
前日の夜遅く、友人の住む拠点「ひといき荘」に到着したぼくの車は、晩秋色です。
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まだノーマルタイヤのぼくの車は待機として、スタッドレスに変えたばかりの ひといき号で”みどり池入口”ゲートに向かいました。
歩き始めたのは午前8時半。
大快晴の森の中、のんびりと、標高をあげて行きます。

今日、ご一緒するのはこの方。
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八ヶ岳山麓のスノーシューやカヤック・アクティビティで活躍中の”ひといき荘”こと、フジケンさんです。
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ひといき荘ホームページは、こちら

昨日降った雪に、北八ツの森に住む苔も驚いたことでしょう。凍った苔が、朝日を受けて綺麗です。
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小一時間も歩くと、しらびそ小屋が見えて来ます。
ほっこり暖かい雰囲気が大好きな山小屋です。
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みどり池も、うっすらと氷が張っていました。
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(あまりの美しさに、くつろぐフジケン氏)

さあ、降りたての雪の森を、もう少し歩いてみることにしました。
この日の気温は、終日氷点下でしたが、風は森に遮られ、日差しは暖かで、汗をかくほどです。
みどり池から本沢温泉に向かう道は、うっすら白く化粧をした北八ツの森が、とっても心地よいです。
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(久しぶりの北八ツを楽しみながら歩くぼく。フジケンさん撮影)

硫黄の匂いが強くなると、そこは本沢温泉。
日本で第二位の高さにある露天風呂、雲上の湯。
実は1年半ぶりに、この湯につかって、大地のパワーを充電するのが、今日の大目的なんです。

でも、ちょっと時間が早いし、少し眺めが開けるところまで登りますか。
岩稜もピークアタックも無い、のんびり山歩きですから、行き先も時計との相談で、ゆる~く決めます。
雲上の湯を見送って、とりあえず、この道を夏沢峠まで。
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3センチほどの真新しい雪を踏んで、気持ち良く登ります。
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カモシカ君も、歩いたみたいね。お~い!
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夏沢峠からは、この眺望。
紅葉が残る遠くのなだらかな山々の稜線と、薄く雪のついた硫黄岳の爆裂火口壁とのコントラストが絶景です。
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さすがに風が強くて、冷えます。
稜線を硫黄岳まで登ろうかと思いましたが、時刻も昼を回っていますし、温泉にも入りたいので、暖かいものを食べて下山することにしました。
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(マルタイ 熊本ラーメンを、うまそうにすするフジケン)

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(サッポロ一番 塩ラーメンのぼく。フジケンさん撮影。)

2人セットで、ラーメンのCM出演依頼、募集中 ?! (笑)。

樹林帯では汗をかき、稜線は風が強い本日、ウェアシステムは、Patagonia M10ジャケット、R1 Hoody、Montura Polar pro jacketが大活躍。足元はPatagonia Capline3タイツ、Montura Vertigo Light pants。靴は、SCARPA Triolet。ザックは、Mammut Trion Guide 35。

途中、爆裂火口を眺めながら、雲上の湯で大地のパワーを補給!
真っ白な湯の硫黄臭は、強烈そのもの!
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しらびそ小屋に帰ってきたのは、午後2時50分頃。
日は山にかげり、すっかり、初冬の夕方です。
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犬の花子・・・(だったと思います)も、晩秋のたそがれ

しらびそ小屋で、暖かい薪ストーブにあたりながら、おいしいコーヒーを頂いて、楽しい北八ツ彷徨もフィナーレです!

アイゼンを使うこともなく、快晴にめぐまれたうっすら雪の北八ツでした。
友人と仕事や家族の近況報告。そして、今後の活動の息合わせも兼ねて、おしゃべり沢山!
山歩きは、クリアな思考と山と大地のパワーをくれますね。

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「山のたまてばこ」では、こんなのんびりした山歩きも、ご案内します。

ちょっと山歩きをしてみたいな・・・・。
雪の森をのんびりとスノーシューハイクしてみたいな・・・・。

「山のたまてばこ」はファミリー向け自然体験プログラムですが、山歩きを体験してみたい”大きな子供(笑)”の皆さん、一緒に歩きませんか!
左カラムの「お問い合わせフォーム」から、どうぞ、お問い合わせください。

山で、淹れたての暖かいエスプレッソをご馳走します!一緒に飲みましょう!

【追伸】
東京への帰り道、リゾナーレに立ち寄り、コーヒー豆を調達しました。
いよいよ、クリスマスですね。
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● COMMENT ●

引率ありがとうございました!

いやー、本当に天気に恵まれた気持ちの良い1日でしたね。
今回はおんぶにだっこで、後ろをテクテク歩かせてもらいましたが、ちーとも疲れること無く、ナイスなペースで歩けました。感謝感謝。

ということで、来春からは高尾山or奥多摩トレーニングではなく、是非、ご家族もろとも八ヶ岳南麓をベースにした山行トレーニングをお願いします(笑)。

そしたら奥さんもよろこぶし、子供も一緒に遊んでもらえるし(頼りすぎ?)。

いい雪でした

ふじけんさん
今シーズン初の雪を楽しめましたね。
こちらこそ、ありがとうございます。
ぜひ、また山歩き(あ・・・、打合せ、ね)しましょう!
ちなみに、雲上の湯の硫黄で、ウェアがとっても”火山”の香りです(笑)。

>是非、ご家族もろとも八ヶ岳南麓をベースにした山行トレーニングをお願いします

そうしたい・・。 まじめに、そうしたい・・・。
ブツブツ言ってないで、行動あるのみ!

>そしたら奥さんもよろこぶし、子供も一緒に遊んでもらえるし

おっ、お父さんになられるんでしたね。
おめでとうございます!
八ヶ岳を見上げながら、きっと伸びやかに育つことと思います。楽しみですね。
引き続き、我が家こそ、よろしく!

そういえば、昨シーズンも

フジケンさん
そういえば、昨シーズンも、八ヶ岳南麓の最初の雪をご一緒しましたね。
八ヶ岳高原道路の最高標高地点あたりでした。
昨シーズンは雪不足でしたが、今年はどうでしょう。
冬らしい冬が待ち遠しいですね。

今年こそは、、、

降りますとも、降らせますとも、大雪!

山ガールたちと遊びます(笑)。

おおっ!山ガール!?

>山ガールたちと遊びます(笑)。

おおっ!
”岩”ガールな方達とは親交があるのですが、
今をときめく”山”ガールの皆さんには、トンとご縁がございません。
どんな方達なのかな~。いいな~。

あ!もしかして、これって、ぼくを「ひといき荘スノーシュー」に呼んでます???

もち

呼んでます(笑)。
でも、キャスティングミスでキヌエちゃんでも怒らんでください(笑)。

あ・・・・

そっかー、そういうの、ありですよね~(笑)。

問題は、「ガール」の定義・・・でしょうかね~。

ちなみに、私が存じあげている”岩”ガールの皆様も、
キヌエちゃんと、いろんな意味で同義であるように思いますので問題なしです!


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「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
経営学修士 (MBA)

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