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2017-08

企業登山研修_雲取山 - 2012.11.18 Sun

雲取山で企業登山研修を行いました。

頂いた一本のメールから始まり、準備半年。
15人の参加者を迎えた雲取山頂は、この夕陽をプレゼントしてくれました。

山頂

若い方にも、個人で登山を楽しむ方が増えて来ました。
一方、世代が複数にわたり、また役割が異なる人たちが集まった企業においても、登山は教育的、あるいはコンサルティングとしての価値を出せる。これが、企業登山研修の基本にある思いです。

2012年11月16日。
昼食まで3時間の道のりはウォーミングアップ。全員で行動した後は、3チームに分かれ、各々で行動します。
必ずしも登山がしたい方ばかりではないのが、一般のツアー登山とは違うところ。
体力や経験にずいぶん差があるメンバーで構成されたチームを、どのようにして率いて行くのか。
チームリーダーの機能、そしてメンバー全員の協働が求められます。

チーム別行動_合流点
(チーム別行動スタート)

チーム別行動_フレンチ
(チームで行動中。大きな富士山の姿に、疲れたメンバーも笑顔になりました)

途中、帰りたいと思った方は一人や二人では、なかったようです。
それでも、高尾山しか登ったことが無い女性たちも含め、全員が7時間をかけて山頂に立ちました。
そして、夕陽に迎えられたんです。

雲取全員
(いい笑顔でした)

夜は、全員で、振り返りのミーティングをやりました。
皆さんそれぞれ、意見を述べてくれました。
今回の研修が、単に頑張った楽しい山歩きで終わるのか、それとも企業の業務に役立つ示唆を得るものとなったのか、それは、今後の仕事の中で感じて頂くことと思います。

翌日、11月17日は、日本海を低気圧が進み、朝から大荒れを予測していました。
雨雲に追いかけられながら、でも下山となった皆さん元気に歩いて、なんとか小雨に降られただけで済みました。
バスに乗り込んだら、かなり降ってきましたから、本当にラッキーでした。
帰路_SCTJ

今回の企業登山研修では、体調を崩された方等、欠席された方が8名おられました。
最初、ぼくにメールをくれた専務さんは、「次回は、全員でやりたい!」と強く語っておられました。
本当にそうですね。全員で、同じ体験をして、その中で思いを共有したいですね。

ぼくたち、日本山岳ガイド協会の認定ガイド3人で構成したガイドチームとしては、登山経験や体力にかなり差がある企業パーティに対して、登山として、どの程度の負荷が適当なのか、検討してみたいと思います。
ただ、負荷が軽すぎても笑顔だけで終わってしまいますし、高すぎると危険も高くなります。

今回の企業さんは、半年かけて社内で研修準備を練り、直前には有志を集って、高尾山、金時山へと練習山行をされたそうです。また装備も、万全な形で揃えて頂きました。
このような準備があってこその成功だったと思います。

そして皆さんの笑顔を見て、自然の力は偉大だなあ、と思いました。
皆さん、無事、完走できて、本当に良かったです。

企業登山研修に参加された皆さん、お疲れさまでした。

山頂思い

また山で お会いしましょう。
me_kumotori_12.jpg

企業経営者向けセミナー - 2012.11.15 Thu

今夜、横浜の若手経営者で組織する勉強会で、講師をしてきました。
この勉強会では、毎月様々な分野から講師を招き勉強会をされています。

私のお題は、「登山における意思決定論 ‐ 何故、遭難事故は起きたのか」。
2009年のトムラウシ事故を事例として、若手経営者の皆さんと1時間半を過ごしました。

ぼくは、登山と意思決定論から、経営の示唆を得る取組として登山のガイド活動をしています。今日の皆さんは、さすが経営者。指摘や問題提起がするどい。どんどん本質に迫り、ディスカッションは、時間をオーバーして盛り上がりました。

最後に、ぼくなりの分析をフレームワークでご紹介し、それを企業経営に当てはめてご提示したところ、「おーっ、まさに登山は経営だ!」という議論となりました。そして、このケースに込めたぼくの隠れた意図である自然にのぞむ姿勢、そして自然を保護することについても議論頂き、視野の広さにさすがだなぁ、と思いました。
その後、打ち上げ会に少し参加させて頂きましたが、皆さんともっと議論していたいと思うほどでした。ありがとうございます!

このような事例をベースに議論をおこない、示唆を得ていくプロセスは、ビジネススクールではケーススタディと呼ばれますし、危機管理の世界ではデスクトップ・エクササイズ(机上演習)と呼ばれ、国防や巨大な災害対応等にも応用され、仕組みの脆弱性の分析や対応策の検討にも使われる技術です。
この分野に登山を持ち込むことは、ぼくのやりたいことだけに、今日は、良い手ごたえを感じることができ、準備を進めた甲斐があったと思います。

この場を下さった友人達との縁に感謝します。

ぼくの企業向け活動"SUMMIT Consulting"にはデスクトップもあれば、現場もあります。明後日は、企業登山研修として、実地の山にでかけます。下山日の土曜日、山の天気は荒れそうなので、まさにガイドとしての対応が求められると想定しています。こちらも準備を進めてきましたが、今できることは、体調を整えること。早く寝ることが大切ですね。

最後に、参加者の皆さん、ありがとうございました。今度は、山でお会いしましょう!

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足跡 ( 2009.11.11 - )

「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
経営学修士 (MBA)

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