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2017-08

ここは地球?寒かった天狗岳。 - 2013.12.25 Wed

この日、どうも八ヶ岳連峰だけ雪雲の中でした。
寝坊をおして、行く先変更して、天狗岳に向かいました。

結論、ガーン。なーんにも見えません。
西天狗岳の頂上直下。頂上はホワイト一色、風が吹き付けているのは間違いありません。
もう、登らなくていいかな。ふと、頭を横切ったとき・・・・。
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天の声でしょうか。
一瞬、雲が切れた時だけ、冬山の美しさに息を飲みました。
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美しいです。
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こちらも美しいです。
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でもお日様はあっという間に雲の中。
ここは地球でしょうか。雪をまとった木は、モンスターのようです。
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後は真っ白な世界となり、双耳峰のもう片方、東天狗岳に行くのは中止。

西天狗の頂上標識は、まだ顔を出していますが、そのうち雪に埋もれるでしょう。何度も来ている場所なのに、誰もいない、ヒゲが凍り付き、顔が痛いほど風が吹きすさぶ、真っ白な山頂は、一本の頂上標識の寂しげな様子と重なって、人間が居てはいけない場所のような気がしました。即、下山です。
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下山すると穏やかな冬の日和。
今回は、唐沢鉱泉で立ち寄り湯をしてみました。
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夕方になっても八ヶ岳は雲の中でしたが、南アルプス、富士山、そして北アルプスが夕陽を受けて奇麗でした。

メリークリスマス!
みなさんにとって、楽しい年末・年始となりますように。

長野県戦略ミーティング!? @初雪の天狗岳!  - 2013.11.27 Wed

またまた、しばらくご無沙汰してしまいました。
もう師走が手に届きますが、お変わりございませんか?
ぼくは、街で少々慌ただしくしています。
きっと山は、冬の色合いを、ますます濃くしているでしょうね。
2週間ほど前の山行ですが、山の仲間との素晴らしい再会の記録を書いておきたいと思います。

2013年11月16日。
世界の人々に、長野県に行って見たいと思ってもらう。東京オリンピックに向けて、長野県は、八ヶ岳、日本アルプスという資源を、どう活かすべきか。我々は、何をすべきか。

現代の我が国を代表するベンチャー企業たちを生きて、長野県に戻られたKamijiさんとのディスカッション。
厳冬期の八ヶ岳大同心稜登攀から横岳縦走以来、5年ぶりの再開は、既に雪山と化した北八ヶ岳 天狗岳に向かう登山道で始まりました。

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一昨日、昨日と降ったばかりの雪を踏みしめながら、今冬シーズン初の雪山で、自身のコンディションを確認しながら登りました。

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真っ青な空、風も無く暖かな雪の天狗岳山頂。
世界の人たちに、長野県に行ってみたい!と、思って欲しいですね。どうすべきでしょうか。
お互いのアイデアを語り合いながら、ワクワクするような雪山歩きとなりました。

(西天狗から東天狗をめざすKさん。後ろ姿が、かっこいいですね。)
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(Kさん、長野県野ご出身。子供の頃から北アルプスに親しんでこられました。)
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(東天狗岳の山頂で、記念撮影です)
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東天狗岳から稜線を黒百合ヒュッテに向かいした。
午後から雲がかかってきましたが、雪山の迫力を増しています。
左:東天狗岳、右:西天狗岳。天狗岳は、双耳峰です。

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山頂で写真を撮り忘れました。
日本山岳ガイド協会の提携先であるロッテさんから頂いた山ガーナチョコをプレゼントです。

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Kさん、ぜひ、またご一緒しましょう。
長野県戦略会議(!?)、続きを楽しみにしています!

(南八ヶ岳 阿弥陀岳・中岳・赤岳をバックに。)
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山Cafe for 戦うビジネスマン@天狗岳 - 2013.10.15 Tue

またまたご無沙汰しました。昨日10月13日の早朝、窓から見える北アルプスは白くなっていました。
駆け足で秋が深まって行きそうです。

さて、今日のゲストは、登山7ヶ月ぶり、ビジネスマンのHさん。
ぜひ、日頃のあれこれをリフレッシュして頂きたくて、最高の眺望を楽しんで頂きたくて、天狗岳にお連れしました。
天狗岳は、八ヶ岳連峰のちょうど中間にある2645Mの双耳峰で、山頂からは、南北に連なる八ヶ岳、そして北アルプス、南アルプスを見渡す360度の眺望が広がります。

日頃の疲れや体調を気にされていましたが、最後まで頑張って、すばらしい秋晴れの登山を楽しんで頂きました。

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(西天狗へ。何メートル登るんですかー?と、心配中)

ぼくは、ビジネスマンのしがらみ、ストレス、密かに抱く強い思い、弱い気持ちなど、いろんな機微を知っています。だからこそ、自然から離れているビジネスマンの皆さんに、山を楽しんで頂きたいと思います。

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(八ヶ岳で、心を残してきた都会を思ってしまうビジネスマン)

長野県の食材にこだわった鳥鍋は、すっかり平らげて頂きました。

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エスプレッソメーカーで湧かしたコーヒーは、秋の空気に良い香りを漂わせていましたね。

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下山は唐沢鉱泉へ。紅葉が奇麗でした。

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ぜひ、また山でご一緒しましょう!

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(東天狗に向かう背中に、勇気を感じました)

ビジネスマンの皆さん。
山に行ってみたい。でも、ちょっと面倒だな。体力的に大丈夫かな。仕事のことも気になるな・・・・。すっかり自然から遠ざかっていませんか?
そんな気持ちを引き受けましょう!
山のたまてばこのビジネスマン向け”山Cafe"。
次のゲストをお待ちしています!

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(東天狗山頂にてゲストと一緒に。とても良い天気の中、リフレッシュして頂けたようです。)

雨の北八ツ、森に化かされる? - 2013.09.07 Sat

ご無沙汰です。しばらく街の仕事でバタバタとしておりました。
久しぶりの北八ヶ岳の様子をご紹介します。
今日は、朝から所用を済ませ、中途半端に時間が空きました。山に出かけたいのですが、出発時間は間もなくお昼。
短い時間でピークに行ける唐沢鉱泉から天狗岳のコースへ。

西・東天狗岳はガスの中。残念ながら、眺望は全くありません。
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(天狗岳は双耳峰という二つのピークを持つ山です。三角点は、西天狗岳にあります)

雨に煙る針葉樹の森。もちろん晴天の山歩きは最高ですが、「雨の北八ヶ岳」という一つの分野があっても良いな、と思うくらい、ぼくは北八ヶ岳に思い入れがあります。
このまま下山してしまうのは、もったいないな。久しぶりに、少し、北八ツを遊んで行こう・・、と思いたち、中山峠を過ぎて、ニュウに向かいました。

ぼくの好きな随筆に「北八ツ彷徨」があります。
筆者の山口さんが、北八ツを一人で歩いている時、歩きなれているはずなのに、ふと自分の現在地が分からなくなった、という記述があります。分岐で所要時間を計測しようと、手帳まで開いていたのに、その分岐が未だ来ないのか、通り過ぎてしまったのか。わからなくなった・・、というものです。
実際には、分岐を通り越していたようですが、その時、何を考えていたのか。同じことを何度も考えていたような気もするし、何も考えていなかったような気もする。
「森に化かされた」。山口さんは、その時の体験を、そう書かれています。

現在地が分からなくなるなんて、初歩的なミスだね。そう思う方もおられるでしょう。
特に、ガスがかかった亜高山帯の針葉樹が続く森は単調で、ふと、現在地が不安になることはありえると思います。
何を隠そう、今日、ぼくも森に化かされました。
分岐がくるはずなのに、どうも歩きすぎている気がする・・・・。おかしい。分岐を見過ごしたのか?
そうなんです。恥ずかしながら、この分岐を見落としていたのです。

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確かに雨に煙る道の中で、針葉樹に隠れて目立たない道標ではあるのですが、この道標を通り過ぎた時、ぼくは何を考え、何を見ていたのか、さっぱり思い出せないのです。森に化かされた。そう思いました。
先日、娘と「もののけ姫」を観たのですが、森に住む精霊、木こりにいたずらされたでしょうか(笑)。

ニュウから、白駒池を見ました。まだ木々の色づきには、時間がかかりそうです。
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(ニュウ)

ピークにあがると、足元は、何気に切れ落ちてます。
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ニュウのピークからは、中央左横、小さく白駒池が見えます。
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雨の森を気ままに歩いた、まさに北八ツ彷徨。
夏の焼けるような暑さが去り、そして岩々が雪に覆われる冬の前の季節。秋の北八ヶ岳、おすすめです。
この秋、久しぶりの山歩きをされる方、山歩きデビューをする方、一緒に北八ツの自然を楽しみましょう!

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(木こりが、歩いていそうな針葉樹と苔の森です)

北八ツを愛する人たち - 2013.03.20 Wed

九州の皆さんと北八ヶ岳のスノートレッキング中のこと。
ツアー中、最高齢72歳と70歳のご夫妻が、ニコニコしながら私のところへ。
「ありがとうございます。北八ヶ岳に来たかったんです。」と声をかけて頂きました。

お話を伺うと、山口耀久さんの随筆「北八ツ彷徨」をご夫妻で読み、何とか北八ツを歩いてみたかったとのこと。このご夫妻、50歳台から本格的に登山を始め、100名山はとっくに終了し、これまで600を越える山々を登ってこられた大ベテラン。
そんなご夫妻も、遠い九州ゆえに、著名なピークが無い北八ツには来る機会が無かったそうです。

「北八ツ彷徨」は、ぼくがガイドを目指し、そして長野に拠点を持ちたいと思った大きな切っ掛けの一つ。思わず、ご主人と同じフレーズを口ずさみました。

”切り立った線はそのてっぺんに登ってやろうという人間の本能を挑発するが、なだらかな面はそういう情熱を刺激しない。だから北八ヶ岳の山歩きには、かならずしも頂上を必要としないのである。”

山で同じ気持ちを共有しあえる。なんて、うれしいことでしょうか。
ぼくは、山のガイドになって良かったと思いました。

慌ただしい行程でした。
雪山では体が冷えるので、ごく短い休憩を細切れに取りながら行動し続けます。
暖かい九州の皆さんの行動スタイルとは違うので、当初、ずいぶん戸惑ったようでした。
そんな中、日当たりの良い森の中に入って大休憩をとってみました。シラビソの樹林帯の日だまりは風を遮って暖かく、北八ツの優しい自然を感じて頂けたかな、と思います。

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「山のたまてばこ」について

自然の中で過ごすのは、とても気持ち良いですよね。その楽しさから得られる気づきを子ども達と分かち合いたい、その思いから、「自然科学塾 山のたまてばこ」を主催しています。「山たま」は、自然のつながりの中にある不思議を、体験学習を通じて感じ、気づき、考えようとするプロセスを支援する場です。 企業の皆様には、「サミット・コンサルティング」から、登山を通じたチームビルディングをご支援しています。

プロフィール

も~り~

Author:も~り~
公益社団法人 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド(ステージ2)。

長野県諏訪郡富士見町を拠点に、主に南・北八ヶ岳、北アルプスでガイド活動を展開中。スウェーデンのクングスレーデンを歩いて以来、ロングトレイル・トレッキングの楽しみ方を、積極的にご紹介しています。

経営コンサルタントの経験を持つガイドとして、企業の支援にも力を入れています。

自然体験活動分野では、清里KEEP協会のインタープリターズ・キャンプ修了。子供たちが自然に親しむお手伝いも大切にしています。

山で出会ったこと、身の回りの小さな自然や子供たちの様子を、つづって行きます。

スウェーデン社会研究所 会員
公認会計士
経営学修士 (MBA)

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